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16:40
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１Ｒからの追い風が徐々に勢いを増し、１マーク側にはうねりも見られる水面コンディション。Ｓ特訓の１本目は枠なり３＝３の進入隊形となった。スリットでは椎名がインから先行する隊形も、２コースの篠崎がスリットから追いつき加減。この両者に加えてカドの菊地、さらに大外の船岡がＦとなったが、気配的に目につくのは篠崎と船岡だった。
２本目も同じくゆったりしたペースの枠なり３＝３。椎名はインから力強い加速感とともにスリットを通過する。今回は椎名、３コースの平本、大外の船岡の３人がＦ。２コースの篠崎から５コースの中島までの４人はほぼ互角の足色に映ったが、１本目と同様に船岡の気配が軽快ムードだった
ＳＧ覇者が新たな〝勲章〟を手に入れる。予選２位の椎名は準優１１Ｒを押し切って１着。１２Ｒで予選トップの菊地が２着に敗れたため、ファイナルの１号艇が巡ってきた。最近２節で好気配が続く今節の相棒・５０号機の機力を勝負どころを前に整え、本人も納得の口ぶり。昨年７月の尼崎オーシャンＣでＳＧレーサーとなった３５歳が、最後もパワフルに逃げて初のＧⅠタイトル奪取を果たす。
椎名に迫るのがゴールデンレーサーの称号を持つ３人だ。５９回大会覇者・篠崎は凡機を見事に立て直してトップ級のパワーを誇る。鋭く差して、椎名にどこまで迫れるか。準優は惜敗に終わった菊地だが、こちらも気配は好レベル。リベンジを狙って本領のカドＳ攻勢を繰り出す。当地ＧⅡ優勝歴がある平本も、自在の攻めでＶ争いに加わる
永島知洋
野添貴裕
準優１２Ｒでは、まさか菊地選手が２着になるとは…。２号艇（石丸）がまくりに出たから仕方がなかったかもしれませんが、逆に菊地選手がカドになることで、優勝戦が非常に面白くなりましたね。
１号艇が手に入ったのが椎名選手。見た感じではスタートの行き足がすごくよさそうで、優勝戦もインから先手を取るでしょう。ただ、僕がこのレースのキーだと思っているのが平本選手です。５日目は試運転も見ていましたけど、足自体は大したことはなさそう。準優も展開一本でしたからね。だけど、優勝戦では菊地選手を止めないことには自分の勝機がなくなってしまう。この平本選手がどこまで踏み込めるかで展開が変わってきます。
平本選手が菊地選手を制するようなスリットになった場合は、面白いのは篠崎選手でしょう。特に目立つような部分はないけど、全体的にバランスが取れてどの足も高次元にそろっている。タイムも出ているし、見た目以上に相当出ていますよ。椎名選手が菊地選手の舳先（へさき）なんかが見えて意識するようなターンになれば、２コース差しが決まる可能性は十分でしょう。
もし、平本選手が菊地選手を止められなかったなら、菊地選手がもちろん攻めるはず。ただ、椎名選手の行き足なら上をいくのは難しいかな。おそらくまくり差しだと思いますけどね。いずれにせよ、狙い目が多くて面白いレースになるのは間違いないでしょう
当日
仕上がりは出足を中心にバランスが取れている。求めたいところはない。できればこのままの状態でいきたいから、気象条件を見て微調整はします。気持ちの面はまったく問題ない。しっかり逃げます
当日
現状はすべてが高いレベルでいい足。コンディションに合わせてペラの回転調整だけをしていく。優勝戦は２コースからいきたい。ＧⅠ初優勝をさせてもらったレース。十分にチャンスはあると思うから頑張ります
当日
整備の効果はそんなに感じなかった。ペラもレースごとにだいぶ違う形にしているけど、準優は正直合ってい状態だった。今日もペラを大幅にやっていくつもり。ターンでしっかり乗れるように調整していきたい。秩父宮妃杯で優勝もできて水面の相性はいい。地元のつもりで頑張ります
当日
足はいいと思います。昨日は出足関係がよかったから、今日も回転を合わせる調整をしていきます。最近は４号艇で調子がいいから、いいイメージはある。スタートの精度も上がっていると思うし、できるだけいいスタートをいきたい。昨日の悔しさを今日のレースにすべてぶつけます
当日
全体的にバランスが取れていい足。優勝戦へ向けての調整は、乗ってみてから考えます。優勝戦は５コースから。スタートが課題だから、しっかり集中して頑張ります
当日
伸びは普通で回り足がいい。もう少し出足をつけられるように調整をしていきたいですね。びわこは結構好き。コースは６コース。舟券に絡んで配当を上げられるように頑張ります