※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。
記者予想
予選首位の重木が準優12Rで3着に敗れたため、同2位で準優11Rを逃げた守田がファイナルの絶好枠を手にした。その準優はコンマ06のトップスタートから他艇に付け入る隙を与えない快勝劇。行き足を中心に仕上がりも何の問題もないだけに、SG2V、GⅠ4Vを含め通算128Vを誇る猛者が好機を逸するとは考えられない。貫禄の逃げで昨年12月に続く当地2節連続&今年5Vを決める。
対抗には岩瀬を推す。2着の準優10Rは竹田のイン戦を攻略することはできなかったが、勝負どころを前に気配はさらに上向いていた。4カドからの鋭い仕掛けと本領のスピード戦でスロー勢に切り込む。地元でただ一人、6強入りを果たした加藤は得意のまくり差しでワンチャンスを狙う。昨連勝と勢い最高潮の古豪・角谷の底力も侮れない。
出走表
枠 | 本命 | 穴目 | 選手名 | F数 L数 | 枠番別成績 | 全国成績 | 自場期別 | モーター | 機力 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
平均ST | 1着率 2着率 3着率 3連率 | 平均ST | 勝率 2連対率 3連対率 | 勝率 2連対率 3連対率 | No. | 2連対率 | ||||||
1 | ◎ | 守田 俊介 滋 賀 | 0 0 | 0.14 | 80.6 9.7 9.7 90.3 | 0.12 | 7.58 64.4 | 7.10 66.6 76.6 | 006 | 39.7 | 8 | |
2 | 竹田 和哉 香 川 | 0 0 | 0.14 | 10.5 42.1 42.1 68.4 | 0.16 | 6.59 44.1 | 0.00 0.0 0.0 | 015 | 13.8 | 7 | ||
3 | △ | ![]() | 角谷 健吾 東 京 | 0 0 | 0.15 | 44.4 33.3 33.3 83.3 | 0.14 | 6.54 51.7 | 8.36 72.7 90.9 | 019 | 47.1 | 8 |
4 | 〇 | ◎ | 岩瀬 裕亮 愛 知 | 0 0 | 0.12 | 5.9 35.3 35.3 88.2 | 0.14 | 7.30 51.4 | 5.83 33.3 50.0 | 035 | 27.4 | 8 |
5 | ![]() | 〇 | 加藤 翔馬 兵 庫 | 0 0 | 0.16 | 20.0 20.0 20.0 60.0 | 0.18 | 6.89 58.8 | 6.64 57.3 70.4 | 059 | 17.4 | 8 |
6 | △ | 坪口 竜也 長 崎 | 0 0 | 0.14 | 7.7 7.7 7.7 30.8 | 0.15 | 6.44 47.8 | 5.96 37.5 70.8 | 028 | 41.4 | 8 |
進入予想
123/456
スタート分析
9R終了後、優勝戦メンバーによる特訓2本が行われた。風向きは5日目までと同じくホーム向かい風。5日目まで特訓に姿を現わさなかった6枠の坪口はここもスタイルを貫き不在で、2本とも123/45。1本目はインの守田が軽快な行き足でスリットを通過して行った。ダッシュでは5号艇の加藤の雰囲気がよかった。2本目はやや慎重な仕掛けとなった守田とは対照的に、2号艇の竹田が早い起こしから艇団をリード。ただ守田はスリット手前からは互角以上の動きだっただけにやはり信頼は揺るがない。3枠の角谷は2本とも目立たず。ダッシュ両者はそこまで差はなかった。
買い目予想
本線
穴目
選手コメント
1 | 守田 俊介 | スリットを過ぎてから普通よりは余裕がある。バランスが取れて中の上はある。足は問題ない。いいスタートを決めたい |
2 | 竹田 和哉 | 準優はよかったです。いい調整ができた。ターン回りがよかったです。この状態で優勝戦に臨めれば。あとはスタート |
3 | 角谷 健吾 | 一番いい調整ができてレースや行き足、スリット近辺もよかった。近況はいいエンジンが引けてペラにも集中できる |
4 | 岩瀬 裕亮 | グリップから押し感が出てきた。スタートで放ったけど直線も伸び返した。回り足もいい感じですし、この感じでいく |
5 | 加藤 翔馬 | 全体的にバランスが取れて上位の域にはあると思います。スタートも準優はいいのがいけた。優勝を狙っていきたい |
6 | 坪口 竜也 | 不満のない足です。リング交換が当たっていい感じになっている。足はバランスが取れているし伸び負けることもない |
6月30日 ボートレース尼崎 おすすめレース
- 注目レース 穴目4R
ここまでの津留は逃げた3日目4Rの1勝のみ。本来の決定力は影を潜めているが、特訓、展示の雰囲気は悪くない。カド豪快弾で存在感を示す。3連単❹の1着流し
- 注目レース 穴目11R
三拍子そろった足で予選をトップで通過した重木だったが、準優12Rでは角谷、加藤の2艇に差されてまさかの3着でV戦線から脱落した。ボート変更で回り足にかなりの影響が出ている様子だけに、2コース小山の差し切りは狙える。3連単は❷から❶の2、3着流し
ゲスト予想コラム

どーも!
SGグランドチャンピオンが終わった熱気も冷めぬまま!ボートレース尼崎!
サンスポ杯も熱い優勝戦!
ボートレース尼崎の食堂!丸久さんの肉うどんぐらい熱い!
フーフーしないとやけどしまっせ!!
1号艇には守田選手!さすがです。ここも不動のイン戦になりそう!
2の竹田選手もスタート決まってますから。良い壁に。
ただ!昨日の準優勝戦見事な差しを決めた3号艇の角谷選手!
準優勝戦の前の日4日目は3号艇で痛恨のスタート遅れ。
それをカバーした昨日の2コース戦!
しっかりスタート決めたので、優勝戦は3コースからスタート決めてしっかり攻めてくれるでしょう!
4の岩瀬選手も気になりますが。
地元!5号艇加藤選手!握りっぷりが素晴らしい!
尼崎の2マークはなかなか難しく握ると飛んで行きがちですが。
そこはさすが!地元!2マークの握りっぷりも最高潮!
2マーク逆転なんかも頭に入れたいですし。
3コースから角谷選手が握って攻めるならまくり差し!
まくり差しでいくなら外をブン回る!
どっちにしても魅力的!!!
どれくらい魅力的かと言うと、
ボートレース尼崎名物たこの入ってないたこ焼き!
多幸焼のお値段ぐらい魅力的!いまだに6個で100円ですから!
本線はもちろん守田選手から!
1-3-456
1-5-23
狙いは加藤選手狙いましょう!
5-13-流
これで丸久の焼きそばも大盛りにできまっせ!
スタート展示
枠 | 並び | ST |
1 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | .10 |
2 | .05 | |
3 | .23 | |
4 | .05 | |
5 | .05 | |
6 | F.01 |
展示情報
枠 | 選手名 | 体重 | 展示タイム | チルト |
---|---|---|---|---|
調整体重 | ||||
1 | 守田 俊介 | 53.5 0.0 | 6.90 | -0.5 |
2 | 竹田 和哉 | 52.0 0.0 | 6.80 | 0.0 |
3 | 角谷 健吾 | 51.5 0.5 | 6.79 | -0.5 |
4 | 岩瀬 裕亮 | 52.0 0.0 | 6.80 | 0.0 |
5 | 加藤 翔馬 | 54.4 0.0 | 6.77 | -0.5 |
6 | 坪口 竜也 | 51.5 0.5 | 6.82 | -0.5 |

元レーサーのここがポイント

優勝戦メンバーを見渡して1号艇の守田選手の牙城は堅い、これが第一印象です。ターンのかかりがあるし、仕上がり的にも不安はないですね。性格的にも何に対しても動じない、緊張しないタイプ。スタートに関しては言わずと知れた天才ですしね。若手の時からめちゃくちゃ早かった。ただこれは余談になるんですけど、もう一つの武器、ターンに関してなんですけど、まくり差しを教えたのは実は僕なんです。デビュー当初はスタートはめちゃくちゃ早いのに、1周1マークは全部落としての差し、しかしなかったですよ。それでたまたま同じあっせんになったときに、僕のまくり差しをみて、守田選手が「教えてください」と来たんです。その時「全速でターンできなければ、まくり差しはできないよ、僕のレースをよく見といて」と言ったんです。そこから守田選手はめちゃくちゃ練習していました。みんな守田選手のことを〝天才〟と言うけど、ターンに関しては僕は〝努力の人〟だと思っています。それとさらに余談なんですけど、「野添さん、給与明細見せてください」と言ってきたんです。それで見せてあげると、「強くなればこんなに稼げるんですか⁉、頑張ります」って。それから次の年には勝率7点選手になっていました。そういうことがあったので、守田選手は自分のことを”師匠”って呼んでくれます(笑)。
同じく同じ時代を歩んできたのが角谷選手。受け身のレースは絶対しない攻撃派のタイプだけに3コースはいいですね。見た目はワイルドなんですけど、非常に調整に関しては繊細。ペラはすごくきれいです。いつも通り少しずつ調整を繰り返して、きっちりと仕上げてきています。守田選手の牙城は堅い、といいましたが、勝負に絶対はない、これもまた真実。守田選手と角谷選手がやり合えば4号艇の岩瀬選手、地元でただ一人、優出した5号艇の加藤選手に差し場が開くかもしれません。あと2号艇の竹田選手もスリット近辺を中心に雰囲気はいい。角谷選手の航跡にはまらずに差せるか。いずれ〝打倒・守田〟のキープレーヤーは角谷選手だと思います。
選手評価