シンデレラストーリーを完結させる。優勝歴がない実森が予選トップ通過から準優を逃げて、絶好枠を確保した。平山の前ヅケで深いイン戦になったが、コンマ06のトップスタートを決め、鮮やかなターンで後続を突き放したように、仕上がりは盤石といえる。歓喜への試練である緊張はパワーに変えるのみ。最後も堂々たる逃走劇で史上3人目となるGⅠでのデビュー初優勝で女王戴冠を果たす。女王返り咲きを狙う大山と平山が難敵。大山は自慢のスピード旋回で、平山は再び進入から勝機を探る。機力がいい香川も怖い。
優勝戦メンバー6人による2本のスタート特訓が、9R終了後に行われた。前半のホーム向かい風と打って変わって、追い風。6号艇・平山の前ヅケ宣言で注目を集める進入は、1本目はF2の松尾だけが外に出る、スロー12356、ダッシュ4の並びとなった。スロー5艇はほぼ同じ100メートルからの起こしとなる中、1コース・実森の行き足の良さが光った。
2本目も平山は内へ。今度は松尾とともに藤崎もダッシュに引き、スロー1236、ダッシュ45の並びとなった。ここでも、やはり気配的にリードしていたのは実森。1本目よりもさらに深い、100メートルを切る起こし位置にも関わらず、軽快にスリットを通過した。次に目を引いたのは右隣りの大山。ダッシュ勢では松尾が良かったが、F2持ちだけに、本番で自ら攻めていけるほどのスタートを切れるかは疑問が残る。
1 | 実森美祐 | 節間を通して出足がいい。そこから直線へのつながりもよくて、エンジンはめちゃくちゃいい。スタートはバッチリです。 |
2 | 大山千広 | 重くて合っていなかった。合えば行き足や乗り心地がよくてスタートしやすい。ピット離れはいいが実森さんもいいので。 |
3 | 香川素子 | 飛び抜けていいわけではないけど、レース足を中心に足はいい。スタート勘もいい方。まるがめは相性がいいみたい。 |
4 | 松尾夏海 | 直線は上がいるけど、出口の押しはいい。乗り心地も含めて好きな感じ。スタートはいつも以上に集中していけている。 |
5 | 藤崎小百合 | 普通はあるが乗り心地を求めたら少し伸びが落ちた感じ。両方いい部分を探る。ピット離れは普通。まるがめはいい印象。 |
6 | 平山智加 | 準優組は出している。それに比べたら物足りない。試運転はいいがレースにいくともう少しほしい。コースは動くつもり。 |
優勝戦のメンバーを見ると、まず〝いいエンジンを引いた選手が、
まず1号艇の実森選手。宮島オールスターで見たときに〝女子に、
実森選手をまくれるとしたら、香川選手しかいないと思います。
平山選手は地元で6枠。動かない理由はありません。ただし、
どーも! 毎日、うどん生活をしている永島です。香川は丸亀にきて、
丸亀のここまでの水面傾向を見ると、
一方、対抗には3号艇・香川選手と5号艇・藤崎選手を狙いたい。
4号艇の松尾選手は、
本線はもちろん、初優勝を目指す実森選手から3連単❶ - ❸、❶ - ❺流し。❸と❺も怖いので、❸-❶、❸ -❺流しも狙いましょ! 大一番の優勝戦は、誰が勝ってもドラマが起きる! みなさんもしっかり楽しみましょう。
平山選手が「地元なので動く」と宣言している以上、
平山選手は今回6号艇。5号艇だった準優勝戦より、
そんな中、そもそも実森選手の足は健在なのか? 準優11Rでの田口選手との接触はかなり激しいものに見えたが、
進入予想をスロー126、ダッシュ345と想定。
ただし、忘れないでおいていただきたい。最も不安な要素は、