コース取りで動きがあるなら6号艇の池田だが、大外選択をアピールするように大きく回って6コースへ。S特訓は2本ともに枠なり3=3の進入隊形となった。1本目は2コースの丸野が体を起こすようにスリットを通過。右隣の上條がやや伸び加減に映るが、大きくFを切ったこの両者を含め松井、桐生、池田もFで、深谷だけがコンマ10前後のS。松井はインから伸び返す気配で、深谷を含めたダッシュ勢も決して下がるような動きではなかった。2本目は上條、桐生のセンター両者がコンマ10あたりのタイミングで、それ以外の4人がF。やはり自力攻めがかなうほどの気配を誇る選手は見当たらず、優勝戦も内枠が主導する展開になりそうだ
〝王者のコレクション〟に新たな勲章を加える。松井は準決勝12Rを2着で決勝進出。アミダマシーン抽選で絶好の1号艇を引き当てた。今節の相棒は昨年10月の中間整備によって機力アップした19号機。抜群のスリット近辺を中心に、総合的にトップクラスのパワーを誇る。最後はインからきっちりSを決めて逃げ切るのみ。2019年6月の桐生63周年以来通算59回目(SGは12V)、当地では6回目のGⅠVを飾る。
対抗格は大会初の〝防衛成功〟を狙う地元の丸野だ。相棒の61号機は中堅クラスながら、出足、回り足は数字以上の好レベル。鋭いターンで松井に迫りたい。日増しに気配を上げてきた上條はセンター全速さばきで好位浮上へ。桐生はカド自在に展開を突く。深谷、池田もアウトから虎視眈々と台頭をもくろむ
1 | 松井繁 | (抽選で1号艇になって)良かったなと思う。スタートはバチッといけた。今節は何もしていない。周りとの比較は分からないが足は全体的にいい |
2 | 丸野一樹 | 1マークはいい感じで回れたし、出足の体感は良かった。仕上がりには現時点で結構、満足しているのでストライクゾーンを外さないようにしたい |
3 | 上條暢嵩 | 少し回転不足で重たさはあったけど、進んでいる感じはあった。全体的にバランスが取れている。(3号艇は)好きなので、よかったです |
4 | 桐生順平 | (4号艇は)今節ずっとセンターだったので悪くないかな。全体的に水準くらいで、道中の乗りやすさはあった。もう少し行き足から伸びが欲しい |
5 | 深谷知博 | (5号艇は)くじ引きなので仕方ない。回った後の足が全くなくて道中も精いっぱい。底上げをしないと厳しいですね。また整備を考えています |
6 | 池田浩二 | 行き足がきていなくてスピードに乗っていない感じがする。バランスが取れて普通くらい。ペラをしっかり叩いて仕上がれば、コースは動きたい |
1 | 松井繁 | アミダマシーンは初めてで、よく分からない間に1と6が残っていた。少しドキッとしたけど、今まで悪い枠を引くことが多かったから(1号艇を引くことができて)よかった。足はいいから納得している。短期決戦で1走勝負でもあるし、レースに集中する方向で臨んできた。僕はあまり細かく(コメントを)言わないけど、いい時は自信を持って言っているつもり。いい緊張感を持って全力で頑張ります |
2 | 丸野一樹 | しっかりとした舟足になっていると思う。足も操縦性も、調整のゾーンに入っていて自分の中では納得しています。あとは気温に合わせる調整だけ。ただ、スタートは難しくて苦労しています。(連覇の)チャンスがあるのは僕だけなので、ベストを尽くしたいですね |
3 | 上條暢嵩 | 足は中堅くらい。バランスが取れていてターンはしやすいですね。回転をもう少し上げる方向できょうは調整していこうと思っている。コースは3コース近辺から。スタートも昨日あたりからだんだん分かってきました |
4 | 桐生順平 | 全体的に水準はあるので、レースがしづらいということはない。レースで大事な操縦性もある程度来ているし、しぶとく走れている感じですね。スタートはそれほど勘ともズレていない |
5 | 深谷知博 | 足のレベルはそれほど高くないですね。まったく納得はできていない。本体整備を含め、上積みを狙って調整していきます。コースは仕上がりにもよるし、自分が一番いいレースのできるところからいきたい |
6 | 池田浩二 | 足は並くらいで十分。(トーナメントでの枠は3日目まで)内寄りばかりで何ともいえないけど、まあ大丈夫だと思いますよ。コースは出たとこ勝負。いま言うことは特にない。練習を見てもらえばいいと思います |
どーも!3日目はなんとかなりましたねー!いい感じで!
いや〜やっぱりボートレースは何が起こるか分からない…。2着、いや、悪くても3着には居るよねと思っていた馬場が深谷に沈められ、毒島に至っては.28のドカ遅れ。準決勝戦は悲鳴の連続でした。
50年以上ボートレースを見続けて来たマンスリーボートレースの桧村さんが仰っていたとおり、やはり「絶対は絶対にない」なんですよねぇ。絶対勝つ人なんて絶対に存在しないし、逆に絶対1着になれないコースも絶対に存在しないわけですよ。まぁ、桧村さんの出した本の表紙にデカデカと「絶対に勝てるボートレース」って書いてあった事は絶対に秘密ですけど。
さて、それを踏まえて考えると…インを引き当てた松井さんにまずは疑問符がつくわけです。まだまだバリバリの大ベテラン、加えて足色も良い松井さんがこの大舞台で負けるわけがないと思いたいのは山々ですが、実は松井さん、びわこ限定のインコースなら、直近の10走でなんと半分しか勝ってない。残り5回の内4回が2着、1回が3着である事を踏まえると舟券がらみは間違いなさそうではありますが、この数字…イン以外から狙うのも結構ありなんじゃないのかなと思うわけですよ。2号艇には地元の丸野選手がいるわけですし、取り急ぎ❷-❶-流しは必須なんじゃないかなと。ではあと二点。これはやっぱりインから押さえておきたいですな。となると…昨日良い走りをしていたように見えた深谷、池田、両選手を3着に置いた❶-❷-❺❻になりますでしょうか。で、これにボックスを足さなきゃいけないわけですが、ここは少々夢を見たい。あえて地元の丸野選手を外して❶❸❹。特に理由はありません。ありませんけど、ここだろうと思うところが存外来ない事を踏まえると、この辺はなかなか面白いんじゃないかと思った次第です。
最後になりますが、私の年間の的中率は3割程度。初日から毎日予想を出して、これが4回目になるわけですが、途中で一回当たっちゃってますので、普通に考えて皆様はここ以外を買えばよろしいのではないかと自分自身で思うわけです。これは絶対ですよ、絶対。
どうも、ひらやまんです。昨日はまたまたハズれてしまいました。まさかオールスローとは。気を取り直して決勝戦は絶対に当てていい締めくくりをしたい!
ここは❶松井選手のイン逃げで堅そうなのですが、3日目を壁なしで逃げ切った❷丸野選手にどうしても勝ってほしい。
さぁBBC決勝戦!!ここまで穴党にはかなり厳しい状況…。1号艇は松井選手!足もかなり良さそう。アミダマシーンで1号艇を引いた時点で逃げがかなり濃厚ですよね。2号艇はここまで完璧なイン逃げ、前回覇者の丸野選手!このお二人の一騎打ちになりそうな感じがしますが…、穴党としては5号艇の深谷選手を押したい!!優勝戦のメンバーの中で1番モーターは出てないと思います。でもその分キレキレのスタートをしてくれると信じてます。
松井選手が1号艇になった瞬間、「これは逃げるな」と思いましたね。とにかくエンジンは出ています。朝の試運転から石野を子ども扱いしていたほど。3日目の12Rも差し切れていたんじゃないかな。ただ3等取りで競る必要はないし、無理しなかったように見えました。決勝戦は池田選手は動きたくても誰もいれないでしょう。オールスローになったとしてもいずれ枠なりと思いますよ。そうなると、誰かが松井選手をまくるのは厳しい。インから余裕で伸び返して先マイするでしょう。よほどスタートで遅れない限りは大丈夫じゃないですか。焦点は相手探しですけど、丸野選手と池田選手の気配は悪くはないけど横ばいという感じ。上條選手、桐生選手はだいぶよくなっていますね。上條は勝つためにはまくり差しだけど、丸野選手もそれを警戒して走るはず。外マイの可能性もあるし、そうなると桐生選手にも浮上のチャンスが出てくる。いずれにせよ、誰が相手になるかのレースになるでしょうね。