9R終了後は吹き流しもなびいておらず、ほぼ無風のなかで特訓が行われた。
S特訓1本目は枠なり3対3の進入。インの井上が小回り防止ブイ付近からプレーンを開始。立ち上がりもしっかりしており、軽快にスリットを通過した。ダッシュ勢では5コースの前原の行き足に力感があった。スリット後は4コースの鈴谷がやや伸びかげん。
2本目も1本目と同じく枠なり3対3の進入隊形でスリットへと向かう。インの井上はやはり小回り防止ブイ付近からの起こし。行き足で目立ったのが中村、鈴谷のセンター両者。カド受け3コースから中村が立ち上がりもよくスムーズにスリットを通過すると、カド・4コースの鈴谷もダッシュの勢いも十分に中村に並びかけた。残る4人も加速感は悪くなく、大きな優劣はつかない動きだった
準優はすべて〝❶ー❷〟で決着。予選トップの井上が優勝戦の1号艇に収まった。バランスが取れた仕上がりで、5日目は2走ともコンマゼロ台と仕掛けも的確だ。ここも準優12R再現のイン速攻を決めて、1月津以来今年2回目、当地では初の優勝を飾る。
対抗は松本。5日目は前半7Rを2着にまとめ、ただ一人オール3連対を守った。悲願のデビュー初Vを目指して、2コースから柔軟にさばいて井上に迫る。3月戦からの当地RS連覇を狙う中村は出足系がトップ級で、スタートもキレているだけに侮れない。カド公算の地元・鈴谷も伸び足は節イチ級。持ち味のS力を発揮できれば2月戦に続く地元Vのシーンは十分だ。鈴谷が仕掛けて出ればターン足いい前原に好展開が生まれる。先行力ある井本の大外強襲を穴で一考
1 | 井上一輝 | 準優はターンの部分が合っていなかった。スタートは様子をみました。でも勘は合っていますね。調整が合えば足はバランスが取れていて中堅上位ぐらいだと思います。インなら大丈夫だと思います。優勝戦はターンの部分を合わせてスタートに集中していきたい |
2 | 松本純平 | 準優は調整を外していましたね。1マークで流れて危なかったです。足をよくしようとして欲張ったのが失敗でした。足はよかったんですけどね。優勝戦は一度元に戻してバランスを取っていこうと思います。行き足なんかはいいんですけど、出ていくような足ではない。まあ調整が合えば中堅上位くらいの足だと思います。2コースは2着が多いけど、スタートを頑張って勝負したいです。不安な部分は起こしだけ。そこが不安定なんでそこも修正していきたい |
3 | 中村日向 | 出足、ターン回りは二重マルがつくけど、伸びは井本さん、(鈴谷)一平さんの方が上。レースのしやすさ、スタートがしやすいのがいいところですね。優勝した3月のときと比べると、大差はないです。ただ、前回は伸びもよかったんで、欲の部分で伸びを求めてみたいなと。ペラをやってみます。スタート勘は合っています |
4 | 鈴谷一平 | 伸びはトップクラスで節イチと言ってもいい。出足は中の上ぐらいですね。チルトをマイナスにしてバランスを取るようにしてから伸びのパンチは落ちたけど、それでもいいですね。(カドなら)伸びが生かせる感じになればいいですね。地元なんでスタートの勘は大丈夫。全速で行きたいです。尼崎連続優出(4連続)がキープできてよかった。ヤングダービーで同期の入海の走りをみて刺激を受けたので頑張りたい |
5 | 前原大道 | 直線は普通はある。(準優は)ターンマークもらしたぶん、差し届かなかったのかな。いいところは乗りやすさと回り足。舟の返りもいいです。スタートも安定しているし、展開をつく足もある。微調整で行きます |
6 | 井本昌也 | 思ったよりもスタートが届いていますね。やっぱり行き足がいいです。ただ、乗り心地がよくない。ギリギリで何とか乗りこなしている感じ。1回、乗り心地をよくしようとしたら、足落ちしたので、足重視で行ってます。(優勝戦は)6枠なので、乗れる範囲でさらに足を求めてもいいかなと思ってます。スタートは行けてる方だと思います |
どーも!
尼崎ルーキーSは本日いよいよ優勝戦です。
どんなファイナルとなるのか、
以上のデータを踏まえて、本命は①井上一輝選手です。
狙い目は、早稲田大学の後輩レーサー②松本純平選手。
今年の四国チャンプ③中村日向選手に、地元の④
(本線)1-2=34
(狙い目)2-134-134