電投締切時間
20:45
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大会歴代覇者６人が激突する注目の一戦は最多５Ｖと断トツの実績を誇る太田が主役を務める。今節は１走目こそ展開不運で６着と大敗を喫したが、２走目からは１、２着。２日目１２Ｒのジャンピー特選の動きも悪くなかっただけに、イン一気の逃走劇に期待したい。田中は出足が良好だ。２コースから鋭く差して太田と６９期同期ワンツーを狙う。２日目連勝でデビュー通算２０００勝へ王手をかけた濱野谷は４カドから豪快弾で大阪支部トリオ撃破をもくろむ。湯川も連下なら。
| 1 | 太田和美 | ３走した中では２日目１２Ｒが一番調整を合わせられていました。足の特徴はないけど、初日はターンで乗りづらかっけど、それがなかった。ただ、足は椎名君がよさそうでしたね。引き続きペラは調整していきます |
| 2 | 田中信一郎 | 初日１０Ｒに接触した影響はなかったし、エンジンは出ていると思う。足に自信を持っている須藤選手が相手でも持った |
| 3 | 湯川浩司 | しっかりとサイドがかかったし、操縦性の部分は悪くなかったと思う。ただ足自体は試運転でいいと思っていても本番に行ったら弱かったりする。その部分が不安定だし、その分まだ調整の余地がありますね |
| 4 | 濱野谷憲吾 | スリット近辺の足はやられない程度はあるけど、ターンの感じは（２日目）前半（４Ｒ）の方がよかったね。後半（９Ｒ）はペラ調整をやり過ぎちゃった。（デビュー通算２０００勝は）できたらいいなと思っています |
| 5 | 原田幸哉 | 初日の感じがよかったからそのままの状態で走ったけど、（２日目１１Ｒは）追い風が吹いていて自分が乗りこなせていなかった。決して操縦性が悪いわけじゃない。前半（６Ｒ）は判断ミスで後半（１１Ｒ）は自分のターンミス。足も悪くないです |
| 6 | 吉田拡郎 | ペラを自分のパターンに叩いたけど、全部の足に甘さがありますね。伸びもよくないし、舟も向かない。乗り心地も悪くなったので外周りの調整を含めて何か考えます |
永島知洋
野添貴裕
３日目１２Ｒは高松宮覇者選抜。僕と６９期同期の（太田）和美とシン（田中信一郎）が１、２号艇で登場します。さらに３号艇が湯川で地元・大阪支部トリオが内枠に陣取りました。まず進入はピット離れで遅れない限り枠なり３対３。中心はもちろん、今大会優勝５回の和美。インからしっかりとスタートを行って全速で回ると思います。シンはもう少しサイドのかかりがくればいいんですが、まあ一日かけて調整すればよくなると思います。和美が全速で回ることを分かっているし、早めにハンドルを入れて差すつもりでしょう。だから３コースの湯川はまくり差せないと思うし、最初から握っていくと思います。
４カドの濱野谷選手はそんなに伸びるわけではないけれど、ターン回りはよさそう。だから、まくりよりも差しを選択するんじゃないでしょうか。和美の相手としてはシンが筆頭。そして濱野谷選手。あと、荒れるとすれば湯川がバチッとスタートを決めて攻めていった場合。そのときは（吉田）拡郎にもチャンスが出てきます。動きは悪くないし、６コースからこの大会を勝っているんでイメージもあるでしょうからね。
（原田）幸哉は残念ながら出てません。スタートは決まっているんですが、エンジン的に底上げしないと厳しいんじゃないかな。
１２Ｒ・高松宮記念覇者選抜戦のレース間特訓は、緩めの追い風が吹く中、９Ｒ終わりで行われた。本番を想定して３本とも枠なり３対３。そこまで大きな差はなかったが、太田はインからしっかりとスタートで踏み込んでいた印象。気配的にも若干、余裕があった。田中は１本目と２本目は太田と互角の動きをみせており、好仕上がりをキープしているとみていいだろう。
湯川も２本目はよかっただけに、スタート次第で一発も。ダッシュ勢では浜野谷、原田もまずまずだった。ちなみに原田は直前の取材でも「足は悪くないですよ」と話している。６コースの吉田はどちらかといえば目立たず。浮上するためには展開の助けが必要だ。
