※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。

スタート特訓分析

 12R・優勝戦メンバーによるスタート特訓は10R発売中に2本行われた。風はほとんど吹いておらず、進入も枠なりで〝無風〟。ただ、3対3だった1本目に対して、2本目は③井上が3カドに引き、2対4。1本目は②中山と⑥中村が気配が良好。②中山はフライングだったが、行き足系統はよさそうだ。①新開は気配ひと息でスタートも遅れた。2本目は①新開もさすがにスタートを決めたものの、動きはそこまで目立たず。③井上は1本目も悪くなかったが、3カドに引っ張った2本目はスリット後にかなり伸びていた。本番でもダッシュを選択するなら不気味な存在となりそうだ。②中山は1本目同様にFだったが、明らかに①新開より雰囲気はよかった。④吉田もそこまで伸びられる感じはなかった。

出走表

本命穴目選手名F数
L数
枠番別成績全国成績自場期別モーター機力
平均ST 1着率
2着率
3着率
3連率
平均ST 勝率
2連対率
3連対率
勝率
2連対率
3連対率
No.2連対率
1 2重△ 新開   航0 / 00.14 68.0
16.0
4.0
88.0
0.15 6.67
45.2
8.30
60.0
90.0
03431.98
2 2重△ 中山  翔太0 / 00.17 33.3
22.2
16.7
72.2
0.16 6.15
42.6
3.89
18.5
22.2
06928.59
3 井上  忠政0 / 00.15 33.3
17.6
11.8
73.3
0.16 7.04
52.4
7.71
57.1
71.4
06046.010
4 吉田  裕平0 / 00.11 15.0
15.0
35.0
65.0
0.13 8.02
65.2
8.50
80.0
90.0
05437.57
5 前田   滉0 / 00.14 16.7
29.2
25.0
70.8
0.15 7.24
56.4
5.18
17.6
35.2
07731.78
6 中村  日向0 / 00.15 22.2
0.0
22.2
44.4
0.16 7.07
55.8
7.05
50.0
75.0
03740.07

 安定した立ち回りで同世代バトルの主導権を握った新開が最後もビシッと締める。低調(1年間使って前検時2連対率31・9%)だった34号機を自分好みに立て直して出足、回り足中心に納得できる仕上がりになっている。すでにGⅠは2度(2023年11月のとこなめダイヤモンドカップ、24年10月の桐生68周年)制しているが、この大会は今年で卒業とあって、ラストチャンスでコレクションに加えたいのは言うまでもない。さらに優勝すれば地元の福岡で開催されるSGチャレンジカップ(11月25日開幕)出場圏内へ一気に浮上するなら気合は入る。渾身の全速逃げで第12代ヤング王の座に就く。
 準優10Rで波乱を演出した井上はGⅠ初Vへここも豪快な一撃を狙ってくる。乗れている中山と井上の攻めに乗る吉田も連圏内だ。

進入予想

123/456

選手評価

1新開 航インから逃げてラストイヤーで有終V決める
2中山 翔太GⅠ初出場で優出。ここでデビュー初V狙う
3井上 忠政準優はド迫力の走り。タイトル初Vに燃える
4吉田 裕平4カドから冷静沈着な走りで上位着を狙って
5前田 滉うれしいGⅠ初優出。外枠でも軽視は禁物だ
6中村 日向準優10Rは大外から2着。もう一つ上を目指す

買い目予想

本線

1
=
3
-
2 4
1
-
2
-
3 4
1
-
4
-
2 3

穴目

3
-
1 4 5
-

  • 注目レース 本線
    11R
1
末永 和也
 選手

1
-
3
-
2 5
1
-
2
-
3 5
1
-
5
-
2 3

GⅠ2Vの実績を誇る末永は準優10Rでインから3着惜敗。残念ながら優出を逃したが、仕上がり的には十分に戦えるレベル。このインはしっかりと逃げて憂さ晴らしだ。相手は好パワーの登玉と〝女子力〟を生かす勝浦、旋回鋭い澤田。

  • 注目レース 穴目
    3R
4
高橋 竜矢
 選手

4
-
1 5 6
-

地元の高橋は準優12Rで2コースから3着。地元GⅠ優出は叶わなかったものの、今節は序盤から盛り上げた。最終日も気合十分に挑むはずで、まずは4カド豪快弾に期待。

選手コメント

1新開 航「出足はいいと思う。伸びは上がいるけど、Sをしっかりいけば大丈夫だと思う。伸びは普通くらいで威張れることはない」
2中山 翔太「ホッとしている。伸び、スリット足は様子を見ても出られることはなく、回ってからの押しが一番気に入っています」
3井上 忠政「一番いい調整でいけた。全体に足はいい。エンジンはずっといい。3カドは考えていない。悔いのないレースをしたい」
4吉田 裕平「全部〝○〟はつく。乗り心地だけはきている。S勘も徐々につかめてきた。(コンマ)10全速が目標。いまのベースでいくと思う」
5前田 滉「仕上がりはよかった。完全に伸び寄りで上位陣とも遜色ない。回り足も水準以上です。もうひと段階、伸びに振るか…」
6中村 日向「井上選手とは直線が違い過ぎる。ターン回り、出足を含めたところは普通あるかないか。6コースは勘通りいけている」

元レーサーのここがポイント

土屋幸宏のここがポイント! 土屋幸宏

 ヤングレーサーによる白熱の6日間は、いよいよ頂上決戦となりました。優勝戦メンバーはGⅠ覇者が①新開航選手、④吉田裕平選手、⑥中村日向選手の3名。③井上忠政選手は当大会2年連続優出で、②中山翔太選手と⑤前田滉選手はGⅠ初優出となりました。
 ヤングチャンプの称号は優勝戦1号艇の①新開選手が最も近い位置でしょう。①新開選手は年齢制限のある当大会は今年で卒業です。ラストチャンスで掴んだ絶好枠を何としても活かしたいところ。仕上がりは出足、回り足中心に良く、GⅠ優勝2回と経験値も十分。スタート集中からイン速攻となるでしょうか。
 ①新開選手と同じく卒業年とあって、気持ちも入るのが井上忠政選手。準優は5コースから豪快なまくり勝ち。3コースということで、スローとダッシュの選択肢が2つあるだけに、伸びを最大限に活かせる位置から初GⅠ制覇を狙ってくるでしょう。
 SGでも優出2回と同世代を引っ張る④吉田裕平選手が4コースカドから自在に構えます。若手が集まる今大会ですが、その中でも最も登録番号が若いのが②中山選手です。ここまでオール3連対と安定した立ち回りで、渾身の差しハンドルでバック勝負を狙います。⑤前田選手はまくり差しハンドルでV狙い。大外の⑥中村選手も展開が向けば逃しません。
 本線は①新開選手の逃げから、安定感のある④吉田選手を相手の軸に。狙い目は③井上選手が攻める展開でいきたいと思います。

(本線)1-4=23
(狙い目)34-345-23456


ゲスト予想コラム

永島知洋 永島知洋

どーも!
ボートレース宮島!
広島の街もかなり満喫させてもらってます!
お好み焼きに牡蠣!
そして焼肉行って広島名物のコウネ!
もう何食べても最高ですやん!
最後は穴子飯でも食べて〆たいと思います!
さぁ!
優勝戦!
1号艇には新開選手!
やっぱりね!
落ち着きが違う!
すでにG1タイトルは2個取ってますから。
あとはスタート決めて逃げるのみ!
このチャンスは逃さない!
でもう1人!
SGも経験してあとは何かタイトルが欲しい!
そう!
3号艇の井上選手!
昨日の準優は唯一まくりで勝ち上がり!
スタート力はやはり魅力的!
ここも大好きな3コースを果敢に!自在に!
攻め切りたい!
モーター的には2の中山選手も気になるところ!
この2と3!
3が攻めてその隙を2が差せるのか!?
それともそのまま3が突き抜けるのか!?
それをまずは新開選手がどう受け止めるか!
ダッシュ勢は風次第!?
向かいがちょっと強めになるなら!
チャンスありそうですが。
天気は雨っぽいですなー。
ならやっぱり風はそこまで吹かず。
湿気との戦い!
スロー勢よりも踏み込めれば!
ですが。
私はやっぱり新開選手を推したい!
ここは本線!
1-3-456
1-4-23
そして狙い目!
井上選手の自在戦!
3-14-流
これで勝負!!!


スタート展示

並びST
1
.07
2 .16
3 .12
4 .22
5 .08
6 .13

展示情報

選手名体重展示タイムチルト
調整体重
1

新開 航

52.0
0.0
6.700.0
2

中山 翔太

52.1
0.0
6.750.0
3

井上 忠政

52.0
0.0
6.620.0
4

吉田 裕平

52.0
0.0
6.710.0
5

前田 滉

52.0
0.0
6.64-0.5
6

中村 日向

52.0
0.0
6.69+0.5