※レースの成績や出走表などについては、急な変更や発売中止などもありますので、念のため主催者発行のものと照合してください。

スタート特訓分析

9R終了時点で気温は5日目の同時刻より1度だけ高い26度で、風はほぼ無風の良好な水面コンディション。今節はFが多発した影響か、優勝戦のS特訓は普段よりも1本多く3本行われた。1、2本目はともに枠なり3=3の進入隊形。1本目は上條、青木の内両者がほぼタッチS、篠崎仁、峰、山田康がF、山崎はコンマ04あたりでスリットを通過したが、スリット手前から峰、山田康の両者の勢いがやや優勢に映った。2本目はスロー3艇がわずかにF、峰と山田康がコンマ02、山崎はタッチSとなったが、起こし遅れたかと思われた青木がグングン加速して艇団に追いつくような形となった。そして3本目は篠崎仁が3カドに引く2=4の隊形で、上條はコンマ05、大外の山崎がコンマ06あたり、残る4人はFとなった。ここはFを切った4人の行き足がやや優勢に見えたが、その中では篠崎仁に勢いがもっとも感じられた。
 3本すべてで動きが光ったのはF艇で、いずれにせよイン上條を飲み込むほどの足色ではない。よほどSで後手に回らない限り、上條がインから主導権を握るのは濃厚だといえそうだ

出走表

本命穴目選手名F数
L数
枠番別成績全国成績自場期別モーター機力
平均ST 1着率
2着率
3着率
3連率
平均ST 勝率
2連対率
3連対率
勝率
2連対率
3連対率
No.2連対率
1 上條  暢嵩0 / 00.14 85.7
0.0
4.8
90.5
0.14 7.40
49.6
6.93
42.8
64.2
03537.98
2 2重△ 青木  玄太0 / 00.17 25.0
18.8
37.5
81.2
0.19 7.19
55.3
6.65
44.1
79.4
03128.77
3 篠崎  仁志0 / 00.13 23.8
20.0
40.0
57.1
0.14 6.92
48.3
6.60
40.0
73.3
01729.17
4 2重△ 峰   竜太1 / 00.11 11.8
47.1
11.8
70.6
0.11 8.07
56.0
8.61
70.4
84.0
05240.38
5 山田  康二0 / 00.16 7.7
15.4
7.7
30.8
0.15 7.74
54.2
6.90
54.9
68.6
02841.59
6 山崎   郡0 / 00.11 18.8
6.2
12.5
37.5
0.12 7.04
50.4
7.03
63.1
68.4
01331.68

巡ってきたチャンスは逃さない。予選4位の上條は大激戦となった準優10Rを道中逆転で1着。2位の下寺が11RでF、得点率首位の遠藤が12Rを5着でファイナルの絶好枠が転がり込んできた。手にするのは今回が初優出の35号機だが、実戦での気配はパワフルそのもの。最後はインSに集中して逃げ切り、4月の住之江69周年以来通算5回目、当地では初となるGⅠ制覇を遂げる。
 ただ、峰はもちろん怖い存在だ。準優のイン戦は2着も、軽快な足色には変わらず自信の口ぶり。4大会ぶりの当タイトルVへSG6冠の底力を示す。地元水面で悲願のGⅠ制覇を狙う青木は、2コースからこん身の差しハンドルで勝負。篠崎仁はセンター自在に構えてV争いへ。好パワーの山田康、さらに山崎も展開を突いて台頭をもくろむ。
【穴目】
初日に不良航法の減点もあった山田康だが、ただ一人オール3連対をキープしてファイナルまで駒を進めてきた。その成績が示す通り、エース級に挙がる28号機のパワーはトップクラス。アウトから豪快に展開を割ってV争いに加わるか。3連単❺⇔❶、❺⇔❹、❺⇔❷流し。

進入予想

123/456

選手評価

1上條 暢嵩GⅠ5Vへパワフルに逃げ切るのみ
2青木 玄太地元水面で悲願のGⅠ初制覇を狙う
3篠崎 仁志SG覇者の手腕を駆使してV争いへ
4峰 竜太4カドの峰が真骨頂の走り披露する
5山田 康二エース級28号機の機力はハイレベル
6山崎 郡パワーは軽快だけに大外でも侮れず

買い目予想

本線

1
=
4
-
2 3
1
-
2
-
3 4
1
-
3
-
2 4

穴目

5
=
1
-
5
=
4
-
5
=
2
-

  • 注目レース 本線
    5R
1
遠藤 エミ
 選手

1
-
2
-
3 4 5
1
-
3
-
2 4 5

準優のイン戦は不覚を取った遠藤だが、トップクラスのパワーに陰りはない。ここは汚名返上の速攻劇だ。2着も好仕上がりの岩瀬と関

  • 注目レース 穴目
    11R
4
湯川 浩司
 選手

4
=
5
-
4
=
6
-

準優を含め4日目後半から5着が続いた湯川。それでも本領の伸び仕立てでスリット近辺は軽快だ。このカド攻勢がさく裂なら外枠勢にもチャンス

選手コメント

1上條 暢嵩足はいい。バランスが取れていて中堅上位か、出ている部類と言えるくらいかも。スタートは難しいが、行けてはいる
※優勝戦インタビュー※
足は全体的にいいと思う。あとはスタートをしっかりいきたいけど難しい。自分では大丈夫と思っていても、失敗する可能性はあるから集中します。今日はまだ乗っていないけど、もう少ししたら乗ってみる。違和感がなければそのままいきます
2青木 玄太1マークを握った感じはよかった。かかり、舟の向き、そこから前に行くところがいいです。伸びはほかと一緒くらい
※優勝戦インタビュー※
地元でGⅠ優出ができてうれしい。こんなに多くの人がいる前で走れるのはうれしいですね。整備をしてからエンジンは大丈夫。回り足はいいと思います。水面は荒れた方がベタよりもチャンスはありそう。今節はこれだけFが出ているようにスタートが難しい。気を付けながら勝負になるスタートを決めたい
3篠崎 仁志伸びは並くらいだけど、出足がいいんでしょうね。体感もよくて、チルトを下げてから調整面も合いだしてきました
※優勝戦インタビュー※
2日目に新ペラに換わってからよくなった。出足の方がよくて、自分好みの感じにしっかり仕上がっています。このあと乗ってみて、必要があれば微調整をしていきたい。スタートはその日の風次第で難しい。一番いいスタートをいけたら。最近は活躍できなかったから、一発やりたいですね
4峰 竜太行き足から伸びにかけてはトップ級ですね。出足はヤマコウ(山田康)のエンジンの方がいい。自分の出足は普通
※優勝戦インタビュー※
足はまあまあいいと思う。甲子園で乗ったエンジンの山コウ(山田康)は出ているけど、自分もそれなりに仕上げられた。今日は回りそうなんで強気にペラ調整をやってみる。伸びをつける調整をやってみます。ただスタートは怖すぎて、トップスタートをいく気はない。山コウが(コンマ)00なら10はいけると思う。差すつもりでいきます。だけど実は優勝を狙っています
5山田 康二回り足は節イチだと思います。伸びも何人か上はいるけど、いいレベル。スタートは3日目からしっかり行けている
※優勝戦インタビュー※
回り足はかなり仕上がっています。それ以外は峰さんが言っているほど仕上がっていないですけどね。あとはペラの微調整でいきます。〝カドの峰〟が展開を作るのを待っています。スタートを連れていきたいですね。展開を突く足は初日から手応えがいい
6山崎 郡もう一丁、リングをおかわり(交換)したのが正解。負ける人もいるけど、バランスが取れて中堅上位は余裕である
※優勝戦インタビュー※
バランスが取れて全体的にまずまず。飛び抜けて出ていることはないです。それでもここまで来たから、あとは展開頼み。4カドの峰さんに託します。展開があれば突ける足。あとは展開ですね。山田(康)さんがスタートを連れていってくれるみたいなので待っています。何とか舟券に絡めるように頑張りたいですね

元レーサーのここがポイント

土屋 幸宏のここがポイント! 土屋 幸宏

準優は予選トップ通過だった地元の遠藤エミ選手ら1号艇がすべて敗れる波乱となり、予選4位の①上條暢嵩選手が2コースから差し切って優勝戦1号艇となりました。
 今シリーズは連日のスタート事故と、トップレーサーのみなさんでもスタート勘を合わせることに、苦労されている印象です。優勝戦メンバーでも、節間にトップスタートがあったのは、①上條選手の予選1コース1回のみです。なかなかスタートが攻めきれない状況となれば、出足、回り足を中心に好仕上がりの①上條選手が5度目のGⅠ制覇へ、イン速攻がやはり本線になってくると思います。
 仕上がりの良さを感じるのは④峰竜太選手と⑤山田康二選手の佐賀勢です。4カド想定の④峰選手も気になりますがF持ちとあって、③篠崎仁志選手が外の攻めを封じて先に仕掛ける展開とみます。②青木玄太選手は2コースから鋭い差しハンドルでバック勝負に持ち込みたいところです。大外になりそうな⑥山崎郡選手も思い切った攻めがあり軽視はできません。
 本線は①上條選手の逃げから、6選手の中で唯一人、舟券圏内を外していない⑤山田康二選手を2、3着の軸にします。狙い目は地元でGⅠ初制覇を狙う②青木選手の差しと、⑤山田選手のまくり差しでいきたいと思います。

(本線)1-5=24、1-5-36
(狙い目)2-1-345、5-1=246


ゲスト予想コラム

永島 知洋 永島 知洋

どーも!やっと涼しくなってまいりました。
秋を瞬間で感じる今日この頃。
秋といえば。芋!
パルムの安納芋のやつ!
めっちゃうまい!あれ止まらないです。
1日で3本食べました。嘘つけー!1本です。
さぁ優勝戦!
昨日の準優勝戦はイン逃げが1本も決まらず。。。
1号艇には上條選手!
このチャンスは逃せられない!上條選手。
グランプリに向けて馬場選手と約束してるんです。
馬場選手はグランプリのためのランキングは上位になって。
上條選手のランクイン待ち!
支部は違えど馬場選手も認める後輩!
上條選手も絶対に地元のグランプリには出たい!
馬場選手とグランプリで戦いたい!
そう言っていた前回ボートレース住之江で行われたイベント!
そのチャンスがここに!このGⅠを優勝できればかなり!
いいランキングになれるので!
本人もそのつもりでこのイン戦戦うことでしょう!
ただ!地元から唯一優勝戦にのった2号艇の青木選手!
地元の意地!簡単には優勝させない気持ちは1番だと思います!
そして4号艇の峰選手!4カドの峰は峰なんよ!
その言葉をどう信じるか!
久々優勝戦にのった3号艇の篠崎仁志選手の攻めも気になるところ。
さぁ!どうしますか!
私は上條選手の逃げからしっかり狙いたい!
攻め手はいっぱいですよ。
青木選手も2コースからもしかすれば!握る可能性も!?
そうなると紐。。。
本線は
1-34-3456
狙い目は!
2の攻めからの
2=3-流
これで勝負!


スタート展示

並びST
1
F.09
2 F.03
3 F.01
4 .09
5 .01
6 .06

展示情報

選手名体重展示タイムチルト
調整体重
1

上條 暢嵩

52.0
0.0
6.710.0
2

青木 玄太

52.0
0.0
6.670.0
3

篠崎 仁志

54.2
0.0
6.70-0.5
4

峰 竜太

52.0
0.0
6.63-0.5
5

山田 康二

52.5
0.0
6.630.0
6

山崎 郡

51.5
0.5
6.660.0