昨年覇者で大会5Vの実績を誇る太田が予選トップ通過を果たした。伸びを中心に仕上がりは良好。インからスピード満点の逃げを決めて優勝戦の絶好枠をつかむ。4日目連勝と上げ潮ムードの磯部が次位筆頭だが、白井、平本も好勝負必至だ
1 | 太田和美 | (4日目3Rは)伸びに寄せていった。スタートさえ全速なら伸びて行くと思っていたから(Sに)集中していきました。1号艇でも相手次第でスタートの起こし位置も変わってくると思うし、しっかりと調整していきたい |
2 | 磯部誠 | だいぶよくなった。伸びは普通で自分よりも上の人はいるけど、ターン回りは上位に近いと思う。それに乗り心地も悪くなかった。あとは枠番をみながら足の調整をします |
3 | 白井英治 | 足は上積みができたと思う。ターン後期の感じがよくなったし足も中堅は超えていると思う。でも、もう少しずつ上積みはしていきたい |
4 | 平本真之 | 調整が合っていなくてピット離れがおかしかった。押す感じもひと息だし、いろいろ調整してみます。でも調整が合っても足は普通ですよ |
5 | 丸岡正典 | 4日目は(1Rで)昼間のレースだったから特にペラが合っていなかった。ターンで進んでいなかった。エンジンはいいと思うけど、今節はまだ1回も合っている感じがしていません。合えばスタートのしやすさも出てくると思うけど…。ペラを調整していきます |
6 | 小池修平 | いい調整ができたし、足もよかったです。行き足がよさそうだったし、ターンしてからの返りと出口の進み具合がよかった。十分に動いていると思います |
準優11Rは僕と69期同期の(太田)和美が予選トップで絶好枠に陣取りました。ここはコース取りで動きそうな選手はおらず、進入で乱れることはないでしょう。仕上がりは変わらず直線がいいですね。
1マークの旋回の仕方なんですが、3日目12Rのイン戦がそうだったようにいつもは全速で回るんですが、今回はぎりぎりまで外を張って旋回すると思います。なぜかと言うと、この一戦は1着と2着では全然意味が違うから。勝って優勝戦1号艇を手に入れるために、まずは磯部に差されないようにしっかりと回るはずです。
逆に磯部にとっては難しい2コースになるでしょう。3号艇の(白井)英治は磯部を〝なぞる〟ように回って引き波にハメるんじゃないかな。彼はそれができる技量の持ち主だし、和美の相手筆頭は磯部よりも英治でしょう。
基本的には内3艇の争いですが、不気味なのが丸岡。平本もうまいけど、それよりも外コースでもマルの方が怖い。これまで近くでペラ調整する姿をみてきましたが、マルはこういうときに思い切った調整をするタイプ。伸び型で一発を狙うと思うし、2着あたりに食い込むシーンは考えておきたいですね。
準優11R組は9R発売中にレース間特訓を行った。