ボートレース丸亀 GⅠ京極賞開設70周年記念競走 優勝戦 ボートレース丸亀 GⅠ京極賞開設70周年記念競走 優勝戦

スタート分析

9R後、2~3メートルの追い風の中、行われた優勝戦6選手による2本のスタート練習は、進入はともに枠なり3対3の123/456。1本目は4カド・丸野が軽快な行き足で先行したが、スリット手前からの加速力は5コース・白井の雰囲気が際立っていた。スロー勢ではイン・磯部の動きも悪くなかった。
2本目も丸野の行き足の軽快さがまず目に留まったが、やはり白井の伸びが強烈なインパクト。内3艇では磯部に加え、2コース・山口の行き足もよかった。対照的に地元の片岡は見劣る。スロー3艇の起こし位置はほぼ1本目と同じ位置で、外3者もすんなり外に出しただけにピット離れが同じなら本番も枠なりでおさまりそうだ。

記者予想動画

ゲスト予想コラム

永島知洋 永島知洋

どーも!昼間はボートレース福岡でYouTube LIVEに出演中。
こちらはこちらで苦労しておりますが。
福岡終わりでしっかりと丸亀で取り返したいと思っております。
取り返したいって福岡は負けとるやないか!!

ボートレース丸亀!優勝戦!
年末のグランプリに向けて楽しみなメンバーが揃いました!

1号艇には磯部選手!
ここまで完璧な仕上がり。今年のGⅠ2勝目は目の前に!
9月の徳山GⅠでは1号艇で逃げきれなかっただけに、本人も気合いが入る1戦!
磯部選手。昔から池田浩二選手の繋がりでよくイベントとかでご一緒させてもらって。
イベントとかの時は控え室でもかなり適当な感じなんです。
「永島さん、とりあえず1人で頑張って盛り上げてください」とか、
「永島さん、とりあえず終わって飲みにいきましょう」とか。
ただ本番のトークショーになったらしっかり喋ってくれて、しっかり盛り上げてくれる磯部選手。
そんな雰囲気出しながら責任感は強いタイプ。
ここはもちらん徳山のリベンジもしっかり返してくれると思います!
そして2号艇、山口選手。
ほんと今年はでかいレースで優勝はないものの
安定して優勝戦には絶対いるイメージ!すごすぎる!
注目は地元・3号艇の片岡選手!
今年は初のSG制覇!地元の意地としてここは絶対的の攻め!
3コースから自在戦!まくり差しがしっかり決まるのか、そこがポイント!
ただ、磯部選手の気合い!そしてリベンジの思いを信じたい!
もちろんインからしっかり勝負!私。
❶-❷-❸、❶-❷-❺、❶-❸-❹、❶-❸-❺、❶-❺-❷、❶-❺-❸
の6点で勝負!
穴、狙いません!たまには本線勝負でしょ!
ただ福岡で負けてたら、狙うかもね(笑)

三吉功明 三吉功明
「究極な展開予想で丸野一樹がまくり差す!」
 気になるのは5号艇・白井英治の前付けか。6号艇ならおそらく動くだろうが、5号艇だと枠なりも多い。優勝戦ということもあって、誰も譲らないとみて現状では枠なり3対3の想定とする。
 丸亀の優勝戦はかなりインが強い。今年行われた30回の優勝戦は約8割にあたる23回がインの優勝。残る2割は2コースの差し切りを除くとほとんどがまくり差し決着が多い。
 1号艇の磯部誠、2号艇の山口剛はともにエンジンは完調に近い仕上がりなら単純に内2艇の戦いが濃厚。穴党の私でもお手上げに思える。ただ、丸亀優勝戦の3連単で最も多い出目が❶-❷-❺、2位が❶-❺-❷というのは少し興味深い。しかし、穴党としては抗いたい。
 レースのポイントになるのは3コースの片岡雅裕と4コースの丸野一樹のスリット関係だ。丸野が完全に覗くとは思えないが、カドの利で少しだけ前に出るような気がする。本来、片岡は3コースからまくり差しを狙いたいだろうが、この丸野のスリットに抵抗するように握らざるを得ない状況になると予想。
 丸野の狙いはここではないだろうか。先に片岡に攻めさせて、自分は強烈なまくり差しハンドルを入れること。磯部は少しでもまくりに対して意識が向けば、ブロック気味の全速先マイになって多少1マークは流れる。その懐を丸野がまくり差すというのが穴党のストーリー。
 バック勝負に持ち込めれば❹-❶は十分。さらに流れた分、2コースの山口も混戦で浮上してもいい足はある。不気味なのは大外から最内差しを狙う浜先真範の絡みか。3連単は❹-❶❷❻-流しで❻絡みなら万舟は間違いなし。

元レーサーのここがポイント

野添貴裕のここがポイント! 野添貴裕

優勝戦の中心はやはり絶好枠を手にした磯部が中心でしょう。数年前までは伸び型の調整が好きで攻めのイメージが強かったんですけど、最近はバランスよく仕上げてくるようになりましたね。今回もインから行く分には申し分ない状態ですし、信頼度は高いと思います。今年、SG、GⅠで常に上位争いをしている山口が2コースにいるのは怖さもあるけど、きっちりとスタートを来てくれるので心強い存在だと思います。
その山口は好調ぶりを証明するように今回も勝負どころを前に、出足、行き足を整えてきました。2コース戦もうまいですよ。
そして、このレースの最大の〝キーマン〟は白井でしょう。3日目のペラ交換のアクシデントを乗り越えて、よくここまで持ってきました。ペラにも素性があり、まくって連勝を決めた初日のような爆発的な足ではないですけど、仕上がりはいいです。5枠から前ヅケに動くのか。準優でピット離れの不安を露呈した片岡を含め、進入は要注目です。
丸野は〝近代ボートレース〟を代表する選手の一人、うまいです。最近はいいエンジンを引いても出せていなかったけど、今回はいい足になっています。賞金ランクは20位だけに、年末へ向け気合も相当入っていると思います。地元の片岡がスタートを行くと思うので、その攻めを利用して4カドから抜け出すのが理想のシナリオでしょう。ただ、片岡、丸野は白井にゆっくり3コースに入られるようでは攻め手を封じられチャンスはないでしょう。

記者予想

年末の大一番へ、必勝あるのみだ。予選首位の磯部が準優11Rをコンマ08のイン速攻で制しファイナルの絶好枠を確保した。出足中心に仕上がりもよくスタート勘に自信を示し、すんなり枠進入で収まりそうなだけに信頼度は高い。現在の賞金ランク19位で自身3回目のGⅠVなら12位まで浮上し、グランプリ初出場に大きく前進する。気合の逃げで他艇を封じる。同じく準優10Rを力強く押し切った山口は2コース差しで接戦に持ち込む。足負けない白井と丸野も侮れない。

出走表

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買い目

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選手コメント

1 磯部誠 バランスが取れて出足、ターン回りはいいと思う。4日目くらいからSは勘と合っている
2 山口剛 伸び型を手前に持ってきた。行き足、出足がよく伸びも気にならない。Sもしっかり合っている
3 片岡雅裕 4日目から離れに不安があった。足もあまり整っていないですね。Sは勘とは合っていた
4 丸野一樹 足は全体にバランスが取れてよかったし、5日目は行き足、起こしの感じもよかったです
5 白井英治 回転の上がりも改善している。全体にバランスが取れて中堅上位。いいところにはいると思う
6 浜先真範 出足や回り足の方がいいけど、伸びも一緒ぐらいはある。ダッシュのSもまずまず見えている

展示タイム

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